「なのに」(出来なかった) すべては此処から。 君が苦しんだから、そして泣いたから。 僕はそれを止められなくて、泣いたから。 「だから」(こうなった) 君は笑っていた。 雨の日は好きだと言いながら、酷く悲しそうに笑っていた。 「だけど」(僕は見ないフリをした) 自分が言った言葉すら忘れて、 君は嫌いだと言っていた青空を仰いだ。 「そして」(青に溶けて行った) 僕は此処に帰ってきた。もう二度と来たくなかったこの場所へ。 君は僕を嫌いだって言ったけど、 「それでも」(君が好きだから) 全部なんて、そんなものは要らないよ。 「せめて」(唯一をください) 秋冬が過ぎ、春は終わりを告げた。 「ならば」(再び夏と立ち向かおうではないか)
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